こんにちは、ひらそです。
ほっともっと、食べたことありますか?
「いや、あるやろJKwww」
なのか
「いやー特にないっすね」
なのか
正直、Note読者さんの温度感が全くわからないので、なんとも言えないですけど、1つ言いたい。
ほっともっと、めちゃめちゃ美味くないですか???
私ね、恥ずかしながら、35歳になるまで”ほっともっと”食べたことなかったんですよ。
いや、存在は当然知ってましたよ。ピンクの店舗ですよね。
あと、別に僕が健康オタクだから、お弁当を避けてた、ってわけでもないんですよ。
週に1回はジャンクフードも食べるし、なんならお弁当なんてジャンクフードの中でもだいぶマシな方だし(こってりラーメンとかハンバーガーチェーンに比べればね)
だから、なぜこれまで食べなかったのかがわからないぐらい、不思議とスルーしちゃってたんですよね。
まぁ、誰でもそういうのってあるじゃないですか、ええ。
・ずっと気になってるあの店、いつでも行けるのになぜか10年以上放置してる、とか。
・会いたいと思いながら10年以上会ってない旧友とか。
・スラムダンク30年以上読みたいって言ってるけど、まだ読んでない人もいるし(それはマジで読めよすぐに)
みたいなもんかなーと思うんですよ。
で、ある日ふと食べるきっかけがありまして、その味がわすれられない思い出になったんですよ、って話をしようと思います。
(ちなみにこの記事の執筆時点で、ほっともっとは全国に2,450店舗あるらしいよ。みんな行こうね)
当時の案件がきつすぎてメンタルやられてた
一時期、めちゃくちゃ病んでいた時期があったんですよ。
ある案件で、成果が出ないことと、クライアントからのプレッシャーがすごくて、何も集中できない状態。
広告運用って、割とプレッシャーきつめのお仕事だから、真面目な人ほどけっこう悩んだりすると思うんですよね。
・もっとCPA下げなきゃ
・もっとクライアントの要望満たさなきゃ
・もっと頑張らなきゃ・・・
みたいな感じ。
で、めちゃめちゃ焦ってたんですよ、何やっても上手くいかなくて。
・チャットを開く瞬間に吐きそうになり
・そのクライアントからの未読のチャットがあると、また吐きそうになり。
・開いたら長文で色々言われてまた吐きそうになり。
今、思い出しても、ちょっと気持ち悪いです。
そんな気分を紛らわすために剣道に行ったりしたんですけど、それでも気持ち悪さが取れず。
妻の実家に帰る予定が入った
そんなタイミングで、東京から妻が帰ってきて、「久々に私の実家行こうか」という話になりました。(※妻は東京に単身赴任中)
妻の実家は、うちから車で3時間ほど。妻はペーパードライバーなので、私がいつも運転するんですよね。
正直、めっちゃ嫌でした。
その案件がうまく行ってないため、片時もPCを離したくないというか、たった3時間でも電話やチャットに対応できないことが嫌だったんですよね。それ、土日だったのに。
車に乗った後も、手元にでかいリュックを置いて、何回もPCがあるかチェック。
今考えたらマジで異常な状態だと思います。
とはいえ、土日に妻の実家に帰る予定を、自分の仕事の都合で無碍にするわけにもいかず、向かうことに。
道中、マジで心ここに在らずです。
高速道路の運転中にも、チャットや管理画面が気になってしまい、当然家族の会話にも集中できない。
今思えば、子どもにもそのピリピリ感は伝わってたかもしれないですね。
で、妻の実家に到着し、「こういう状況だからごめんよ」と言って、滞在中はほぼ仕事。
束の間の滞在が終わって、日曜日にまたウチへ帰ることになりました。
帰りの車も、行きと同じような精神状態で運転。
心ここに在らず。かろうじて家族に話しかけられたら、頑張って返事する、みたいな。
でね、日曜日の夕方ぐらいに地元に戻り、妻を新幹線の駅で下ろし、いつも通り子どもたちと3人で家に帰ろうと思ったわけです。
時間も18時ぐらいだったので、「今日は晩ごはん、なんか買って帰ろうか」って話になったんです。
そこでふと思い立ったのが、ほっともっと。(お待たせしました)
そういえば、帰り道にあるよね。今まで食べたことないよね。ちょっと行ってみようか。みたいな軽いノリです。
ほっともっとを食べたら涙が出た
もはや何を頼んだかも覚えてないんですけど、まぁ茶色多めのお弁当食べたと思います。
家に帰ったのが19時ごろ。
「今からお弁当食べるけど、パパこの後ちょっとお仕事あるから、自分たちでお風呂入って、先に寝といてな」って言ってた気がします。
子どもらももう当時で8~9歳だったので、自分たちでお風呂入ったりできるから問題ないだろうと。
確か、その後結局23時ぐらいまで仕事をしたのは覚えています。
で、話を19時に戻すと、
ほっともっとを食べたときに涙が出たんです。
もうなんで泣いてんのかわからん、って感じ。
なんとなく覚えているのは、
「こんなにキツイ状況でも、一緒に笑ってくれる家族がいて、こんなに美味しいご飯が食べられるなんて、本当に幸せやな」
みたいな嬉し泣きだったと思います。
ほいで子供に言われました。
「パパなんで泣いてるん?アホなん?」とw
口の悪い娘に対して
「どこかの誰かがタマネギ切ってるんやろうな」
みたいな、しょーもない外国風ジョークで返した記憶があります。
ホンマしょーもないなw
最後に
まぁお分かりの通り、今回の記事では何か伝えたいことがあるとかではなく、ただ「こういうことがあったよ」というだけの駄文なんです。
強いていうなら
広告の仕事してたら、プレッシャーきつい時もあるよな。
そんな時でもご飯は美味しいし、自分を大切に思ってくれる人の存在はありがたいよな。
みたいな、ありふれたストーリーです。
それ以来も2-3ヶ月に1回ぐらいのペースでほっともっとは食べていて、毎回食べるたびにあの日のことを思い出す、思い出の味になりました。
おそらく私は、今後もほっともっとを食べるたびに、あの日の光景を思い出すことでしょう。
そうやって、きついことがあるから、楽しいことがグッと心に染みるんだろうなって思います。
もしあなたが今しんどい案件で頑張ってるなら、ぜひほっともっとを食べてみてください。絶対泣くと思いますw
ちなみに当時のしんどかった案件は、だいぶ改善して成功まで持っていくことができました。(ハッピー)
現場からは以上です。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
「わかる…」と思った方は、いいねしてくれたら嬉しいです。